職場紹介

介護老人保健施設すこやか(鳥取県八頭町)

当施設は、介護を必要とする高齢者の心と体の自立を支援し、住み慣れた家庭や地域に帰っていただけることを目指しながら、看護やリハビリテーション、介護、身の回りのお世話などを必要とされている方々にもご利用いただいています。

施設内に通所介護、通所リハビリ、訪問介護、居宅介護支援、訪問リハビリも併設されており、部署ごとに日々楽しみながら励んでいける環境づくりを行なっています。

STとしての役割は、嚥下機能・構音機能・口腔機能等の評価とリハビリを主に行なっています。
また、補聴器の相談や使用するための環境調整、歯科医師との連携を行うなど、日常生活に必要な機能・能力の維持のため、理学療法士・作業療法士など他職種と連携してリハビリに取り組んでいます。

一緒に植物を育てたり、散歩に行って楽しく会話をするなど、自分に自信を持って生活ができ、気軽に相談できる環境を支援していきます。

介護老人保健施設すこやか
濵田友香

介護老人保健施設すこやか

職場紹介

鳥取県済生会境港総合病院(鳥取県境港市)

当院は急性期病棟、地域包括病棟、療養病棟、介護医療院を有する市内唯一の総合病院です。
STの主な業務内容としては、入院・外来患者様を対象としたリハビリテーション業務、脳神経内科外来患者様への各種神経心理学的検査、耳鼻科医師指示のもと嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査、摂食・嚥下障害が疑われる方や低栄養が懸念される方に対して医師、看護師、管理栄養士、薬剤師らと連携して行う栄養サポート外来などがあります。

写真は、ある日の外来患者様の訓練の一場面を写したものです。
患者様が一生懸命に課題に取り組まれる様子、それを温かく見守る石田主任言語聴覚士の様子が伝わってきます。

時には日々の業務を多忙と感じることもありますが、当院の院是にある『和顔愛語』の精神で常に笑顔を忘れず、患者様に寄り添い、そのお一人おひとりの声に耳を傾けながら、より質の高いリハビリテーションが提供できるよう努めていきたいと考えます。

鳥取県済生会境港総合病院
福良博美

鳥取県済生会境港総合病院

活動紹介(公益事業部)

鳥取県西部圏域失語症友の会「来多朗会」について

「失語症」は大脳の損傷によりうまく言語が使いにくくなるという特徴があります。
会話に悩み、外に出ることに不安を抱く失語症者は少なくありません。
同じ悩みをもつ方やその家族が、意見交換や思いを伝えあう大事な居場所を作るため、鳥取県西部圏域失語症友の会「来多朗会(きたろうかい)」は2011年に発足されました。

来多朗会の名前には「たくさんの人が来る朗らかな会」という願いが込められています。

年4回の交流会を開催し、花回廊への外出やクリスマス会などの催しを行っていましたがここ数年はコロナ禍により交流会は中止となり、郵送での交流を続けていました。
今年4月にようやく交流会が再開となり、ご家族さん同士で「久しぶりだね」と笑っている場面をみると、顔がみえる交流の大事さを改めて感じます。

いつでも会員募集をしています。興味のある方は是非遊びに来てくださいね。

山陰言語聴覚士協会
公益事業部(来多朗会)
三好綾

職場紹介

医療法人明勝会 住吉内科眼科クリニック訪問リハビリ(鳥取県米子市)

当院は米子市にあり内科、眼科に訪問リハビリを併設するクリニックです。

標高1,729mの名峰、大山に見守られ、米子市、境港市を中心に訪問リハビリを提供させて頂いております。

私たち言語聴覚士(ST)は、主にコミュニケーション障害、嚥下障害の方へリハビリを行います。
そういった方々の多くはご自身の思いや苦しみを訴えることが難しく、ご本人がSTを必要と感じても残念ながらSTの関わりがない方も多くいらっしゃいます。

STのリハビリでは、声が出る、ことばを話せる、思いを共有する瞬間が生まれます。
コミュニケーションにおいて、言葉や表情は形に残らないぶん、患者様の思いを代弁することはとても難しいことです。
患者様のご家族、関係者様、一度STのリハビリに同席してみて下さい。
患者様の思いがより伝わると同時に、STという仕事の知らない一面にも出会えると思います。

訪問業務は、裏道や信号の少ない道に詳しくなります。
又、病院では起こりえないこともあります。
例えば、猛犬のチェーンが切れ追い回され、逃げ込んだ垣根から「すみませ~ん」と家人へ救助要請したり(笑)。
おもしろいことが起こります。

住吉内科眼科クリニック
言語聴覚士 石倉麻未

住吉内科眼科クリニック

職場紹介

三朝温泉病院(鳥取県東伯郡三朝町)

当院は三朝温泉の入口の自然豊かな場所に立地しています。

所属しているSTは3名です。主に神経内科の患者様を対象に高次脳機能、嚥下機能、構音機能等の評価・リハビリを行っています。

当院の特色は、多職種で構成されたチームで、脳卒中の患者様を対象とした自動車運転支援を行っていることです。
STの役割としては、高次脳機能検査をOTと分担して行っています。
また、提携している自動車教習所で実車評価も行っており、その際にSTが同行することもあります。
さらに、自動車運転補助装置を扱う業者と連携し、患者様の運転を支援する取り組みも行っています。

近況としては、現在ST室の横のテラスには、作業療法の一環で患者様が育てられているスナップエンドウがあります(写真参照)。
それを患者様と一緒に観察するのが最近の楽しみです。

今後も患者様に良質な言語療法を提供できるよう日々精進していきたいと思います。

三朝温泉病院 リハビリテーション科
河本

三朝温泉病院

【トピック】2023年度 山陰言語聴覚士協会社員総会

2023年5月20日(土) 米子コンベンションセンター BIGSHIPにて
定款第 3 章第 10 条に基づき、 2023 年度の社員総会を開催いたしました。

4年ぶりの現地開催となり、この3年間で入会された会員の皆様より壇上にてごあいさつを頂きました。

17社さまの企業参加があり、展示会場も大変盛り上がりました。
 

 

職場紹介

国民健康保険智頭病院(鳥取県八頭郡智頭町)

智頭町保健・医療・福祉総合センター「ほのぼの」には、智頭町保健センター、国民健康保険智頭病院、特養智頭心和苑、老健ほのぼの、デイサービスセンターなどが設置されていて、町民の方々および近隣住民の方々に、保健、医療、福祉の包括的サービスを提供しています。

言語聴覚士は、国民健康保険智頭病院に2名配置されており、医療保険病棟(一般52床、療養47床)、外来および老健ほのぼの(2023.4ST開始、45床)にて、言語聴覚士による言語障害および嚥下障害のリハビリを提供しています。

そのうち医療保険病棟では、廃用症候群、誤嚥性肺炎、認知症、脳血管疾患などによる嚥下障害へのリハビリ、嚥下造影の実施などが中心となっており、経口摂取継続可否の評価、在宅復帰への対応、ターミナル期への対応など多岐にわたる領域への臨床的な対応を行っています。

国民健康保険智頭病院
リハビリテーション室 北脇将志

国民健康保険智頭病院

職場紹介

ル・サンテリオン(鳥取県倉吉市)

介護老人保健施設 ル・サンテリオンでは、STの在籍は1名ですが、入所/通所を兼務しながら、予防レベルから重度の寝たきりの方まで、幅広い対象をPT・OTと協力しながらリハビリを行っています。

老健のSTは、病院同様、専門的な知識を学び治療技術を磨くことに加え、生活期を意識した目標をたて、他職種(医師、看護師、PT、OT、栄養士、歯科衛生士)と連携しながらのリハビリが重要になってきます。
特に高齢者においては、嚥下分野のニーズが高く、経口維持/口腔機能向上の取り組みを施設全体でおこないながら、認知症の進行予防、コミュニケーションを維持するためのリハビリを実施しています。

3月中旬には彼岸桜が満開になりました。
今年の春も満開の桜の下で、散歩や体操をしながら、コミュニケーションがとれる機会が増えたらいいなと思います。
コロナ禍の影響は続きそうですが、利用者の「食べる」「話す」の活動をサポートした質の高いSTのリハビリが行えるよう、日々取り組んでいきたいです。

ル・サンテリオン
リハビリ課 松原

ル・サンテリオン

職場紹介

養和病院(鳥取県米子市)

当院は現在4名のSTが在籍しています。
当院は精神科を母体とし、認知症疾患医療センターであることから、多職種、多部署連携の「チーム医療」により、様々な疾患をお持ちの方を受け入れています。

回復期病棟のSTは、摂食嚥下障害(食べにくさ・飲み込みにくさ)、構音障害(話しにくさ)、失語症(言葉の理解のしにくさ・出にくさ)、高次脳機能障害(注意や記憶のしにくさ)を主な対象としています。

特に摂食嚥下障害は耳鼻科の医師と協力しVF検査(レントゲンを用いた飲み込みの検査)、VE検査(内視鏡を用いた飲み込みの検査)を用いた他覚的な評価を行っています。
日々の摂食嚥下訓練のほか、医師、PT、OT、栄養士、歯科衛生士と協力し、安全に食事が出来る様にアプローチを行っています。

ご入院されたご利用者様の状態に合わせたリハビリを計画、提供し、退院後の生活が安心安全に行え、生活の質がより良いものとなることを目指し、日々取り組んでいます。

養和病院
回復期病棟 武田

養和病院(養和会グループ)

職場紹介

鳥取県立中央病院(鳥取県鳥取市)

鳥取県立中央病院では鳥取県東部圏域における急性期リハビリテーションを担っています。
脳血管疾患、呼吸器疾患、嚥下リハビリテーションなどの専門分野、また救急救命センター、ハイケアセンターにおけるリハビリテーションを強化しています。

当院の特徴としては嚥下口腔サポートチームの委員会活動が挙げられます。
医師、看護師、管理栄養士、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で編成されており、多職種で早期経口摂取、誤嚥性肺炎予防に取り組んでいます。
週に1回の嚥下ラウンド、月に1回の委員会、嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査等を実施しています。
その中で言語聴覚士はシステム構築や各グループの調整、運営に関わる役割を担っています。
嚥下リハビリをはじめ、言語聴覚療法を通じて自宅や回復期病院、施設などにつなげる役割として今後も患者様に寄り添ったリハビリテーションに取り組んでいきます。

鳥取県立中央病院
リハビリテーション室 松田

鳥取県立中央病院

職場紹介 海士診療所(隠岐郡海士町)

海士診療所(隠岐郡海士町)

海士診療所は、隠岐郡海士町にある町営の診療所です。島で唯一の医療機関であり、一般診療はもちろん、往診、訪問看護、訪問リハビリテーションなど、24時間体制での在宅医療に力を入れています。また、島内の福祉法人などの施設回診、学校健診なども担い、長年島の医療を支えています。

リハビリテーションのスタッフは、理学療法士1名、作業療法士2名、言語聴覚士1名の4名です。医療保険で行う外来リハに加え、介護保険の通所、訪問リハを行っています。

言語聴覚士の仕事としては、失語症、嚥下障害、構音障害など成人領域の方のリハビリと、役場の健康福祉課と連携して小児分野での発達支援も行っています。また、乳幼児健診や認知症健診などの健診事業に携わったり、発達支援の場づくりとして日中一時支援の立ち上げにも関わってきました。この春からは地域包括支援センターの介護支援専門員や認知症地域推進員としての役割も担っています。

ここでの仕事の魅力は、小児から高齢者まで幅広い分野で言語聴覚士を必要とされるすべての方に関わることが出来ること、また小さな島なので元気なころから患者様との関わりがあったり、ご家族や友人と繋がりやすいため、その人らしさを大切にした関わりが出来ることです。

 現在言語聴覚士は一人のため不安もありますが、医師、看護師、ケアマネージャー、保健師などの職種の方との距離が近く、専門分野を越えて相談しやすいので心強いです。言語聴覚士の専門的なことに関しては、近隣の島前病院の言語聴覚士との連携や山陰言語聴覚士会の方々のサポートがあることをとてもありがたく感じています。

これからも言語聴覚士を必要とされる方のニーズに応えていけるように努めていきます。

海士診療所  言語聴覚士 福田裕子

診療所HP https://ama-shinryosho.jp/

職場紹介

野島病院(鳥取県倉吉市)

当院は1917年に鳥取県中部に開院し、地域の拠点病院として医療を提供しています。
病床数は190床を有し、脳血管疾患、悪性新生物、循環器疾患をはじめとするあらゆる救急医療に対応し、地域の中核病院としての機能を果たしています。

言語聴覚士は8名在籍しており、主に脳血管疾患、変性疾患、内科疾患の患者様に対し、言語訓練、嚥下訓練等の訓練を行っています。
当法人では、急性期医療から在宅医療までの一貫した包括的医療ケアシステムの充実に努めており、病院から在宅、施設まで「切れ目のないリハビリテーション」を提供し、患者様が地域の中で自分らしく生活できるよう、日々悩み、考えながら臨床に臨んでいます。

写真は当院近くに生えているイチョウの葉の写真です。
イチョウは約2億年前からある、生きた化石植物のひとつだそうです。

ずっと変わらないイチョウのように、地域の皆様とずっと変わらず共に歩んでいけるよう、日々努めていきたいと思います。

医療法人十字会 野島病院
言語聴覚士 植嶋聡允 

野島病院